DeFi運用を始めて1年半。ぼちぼちプラスも出てきました。
暗号資産の知識を深めながら、はじめての方もわかりやすい運用方法について発信しています。
今回は、『ポリゴン上のネットワークでJPYCを調達しWETHを調達しよう』です。この記事を見れば、
暗号資産の調達から別のトークンへの交換までわかるようになりますよ。
おおまかな流れ
1.法定通貨円をポリゴンのブロックチェーンでJPYCとして調達する。
2.調達したJPYCをUniswap V3でWETHに交換する。
それでは早速みていきましょう。
ーこの記事の信頼性ー
全ての記事で実際に自分の資金を使って、動作確認をしています。
JPYC
JPYC株式会社からJPYCを取得していきます。
法定通貨である円で
JPYCを調達(購入)する方法を解説
他に
暗号資産を調達する方法はこちら
取引所で暗号資産を用意する時は
ETHをおすすめします。
この場合PolygonのブロックチェーンへETHを移動する必要はありません。
次はシリーズ6をみてくださいね。
WETHの調達
Polygon上で調達したJPYCは、このままではPolygon上でしか移動できません。
このシリーズではEthereum上でトークンを運用しているため、
まずは「JPYCをWETHに交換する理由」で説明しているとおりWETHを取得する必要があります。
なぜPolygonを使うのか
主に理由は3つあります。
- JPYCから調達すればmatic(ガス代)がもらえる
- ガス代が安い
- 取引所の開設がいらない
法定通貨からPolygonを使った”JPYC”の買い方でも解説しています。
デメリット
Ethereumのブロックチェーンより少し安全度が低いところです。
ただ少しの間だけ使うので、実質は問題ないと考えています。
実際ぼくもPolygonのブロックチェーンを使って運用しています。
WETHに交換
イメージ
実際の交換は「Uniswap V3」を使ってWETHに交換していきます。
JPYCをWETHに交換する理由
ここのシリーズでは
Ethereumのブロックチェーン上で暗号資産を運用していく方法を紹介しています。
Ethereumのブロックチェーン上でガス代として
必要なETHを用意するのに、とても都合が良いのがWETHということになります。
つまり
ETHを用意するための準備ということですね。
同じ話の繰り返しになってしまいますが、
ブロックチェーン上で資金を動かすためにはガス代が必要です。
EthereumではETHというトークンがガス代ということになります。
いくら資産があってもETHが0だと何もできません。
例えば
ETHが0の場合
いくら10,000USDCがあったとしても、このUSDCをどうすることもできません。
USDCを使ってETHに交換することもできないのです。
解決するためには、どこかから(たとえば取引所で購入するなど)か
ETHを持ってくる必要があります。少々手間ですね。
暗号資産としてETHを用意しておけば、
Ethereumのブロックチェーンに資金を移動したとき
「資金はあるけどガス代がない」なんてことにならないですね。
ガス代さえあれば、あとはなんとかなります。
ダラダラ書いてしまいましたが、
次に進みたいと思います。
まずJPYCからETHを調達する全体像です。
その過程でWETHが必要です。
イメージ
Polygonのブロックチェーンでは、
ガス代としてMATICが使われます。
同じように、
Ethereumのブロックチェーンでは、
ガス代としてETHが使われます。
PolygonでWETHを調達して
EthereumでETHにブリッジする。
Ethereumにトークンを動かすには、
ガス代(ETH)が必要です。
これは少し余談です。
暗号資産ではDEXをはじめ、Defiプロジェクトが数多くローンチされています。
利用者が多かったり、取引量が多いDEXを探すのに役立つのが「DeBank」です。
DeBankの使い方
DifiLlamaというサイトも検索に役立ちます。
まとめ
まとめ
今回のシリーズでは、
「Polygon(Matic Mainnet)のネットワーク」を使って法定通貨からJPYCを調達し
JPYCからWETHに交換していきました。
JPYC を利用することで暗号資産登録業者の口座を開設しなくても、
暗号資産の取引が開始できること説明しました。
参考リンク
実際に暗号資産を用意したい方向け
もちろん、JPYCを使って暗号資産を用意できますが、取引所でも用意できます。
Dexの使い方を知りたい方向け
uniswapでも交換できますが、1inchでも暗号資産を交換することは可能です。
シリーズ
全7シリーズ全体を見ることができます。
最後に
いかがでしたか。
今回は、法定通貨の円でWETHを調達するところまで見てきました。
JPYCを別のトークンに交換して、Poligon上のネットワークのままDefiで運用することもできます。
このシリーズは始まったばかりです。まだまだ続きますよ。
今回はシリーズ4をみてきました。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
以上です。