【ゼロから暗号資産運用】 〜シリーズ5〜HOPでWETHをEthereumにブリッジしよう

hideo18
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DeFi運用を始めて1年半。ぼちぼちプラスも出てきました。

暗号資産の知識を深めながら、はじめての方もわかりやすい運用方法について発信しています。

このシリーズを読めば、
暗号資産の運用について最低限の知識が付きますよ。

実践に即しているので、
プロトコルの使い方も迷いません。

さて本題、この記事ではシリーズ4『”WETH”をEthereumにブリッジしよう』を実践していただければ、Polygon(ポリゴン)上に用意したWETHを、Ethereum上のETHにブリッジできるようになります。

それでは、早速みていきましょう。

ーこの記事の信頼性ー

全ての記事で実際に自分の資金を使って、動作確認をしています。

Hopとは

Hopプロトコルについて
カンタンにみていきます。

その前にトークンを交換することについて説明していきます。

トークンの交換方法

暗号資産ではトークンを交換するのに
スワップ(Swap)とブリッジ(bridge)という方法があります。

使い方が違うので、目的に応じて使い分けるようになります。

スワップ(Swap)

同一のブロックチェーン上の違うトークンへ交換することです。

具体例
Ethereum上にあるUSDCからEthereum上にあるUSDTに交換する。
Polygon上にあるDAIからPolygon上にあるmaticに交換する。

これがスワップと呼ばれる交換です。

ブリッジ(bridge)

別のブロックチェーン(の同一のトークン)へ移動することです。

具体例
PolygonにあるUSDCをEthereumへ移動する。
OptimismにあるETHをArbitrumへ移動するようなことです。

つまりトークンを別のブロックチェーンに移動(橋渡し)することです。

これが、ブリッジと呼ばれる交換です。

DefiLlamaというクリプトの比較サイトでは「cross chain(クロスチェーン)」に該当しています。

HOPの概要

このプロトコルで
ブリッジを行っていきます。

HOPは他の代表的なクロスチェーンより、安くブリッジできます。

またTVLも高く(DefiLlamaより)比較的信頼できるプロトコルです。

メリット
  • 他のクロスチェーンより安いことが多い
  • クロスチェーンの中でもTVLはトップレベル
  • PolygonのWETHをEthereumのETHに橋渡しできる

あまりデメリットではありませんが、
悪いところもあります。

デメリット
  • 対応しているチェーンがやや少ない

ETHをブリッジ(bridge)する

必要なら
もう一度何をするか確認できますよ。

今何をしたいか迷子でない方は、
飛ばしてくださいね。

必要に応じて再確認

girl
girl

シリーズ4でPolygonにWETHを用意している状況ね。

hideo18
hideo18

そうです。
これから作業するのは、PolygonにあるWETHをEthereumにあるETHに橋渡しすることです。

girl
girl

なぜEthereumに資金を移動するんだっけ。

hideo18
hideo18

今回は、Ethereumのプロトコルで資金を運用するためです。

girl
girl

なんでトークンをETHにするんだっけ。

hideo18
hideo18

ETHがないEthereumではトークンを移動(運用)できません。

Ethereumでは、ETHを消費して資金を運用、交換、移動することになります。

girl
girl

Ethereumでのガス代はETHを使うということね。

hideo18
hideo18

例えるなら

Ethereumの道路を移動したいのであれば、ETHという燃料が必要ということです。

ETHがないと、ずっとそこで立ち往生することになります。

ブロックチェーンとネットワークトークン

チェーン毎にガス代として使っているトークンがあります。

ネットワークトークンとか、ネイティブトークンとか言ったりします。

ブロック
チェーン
ガス代の
トークン
備考
BitcoinBitcoinTVLが4500億ドル弱で暗号資産の中でダントツに多い
EthereumETHTVLが2000億ドル弱でアルトコインの中ではトップ
Arbitrum,
Optimism
ETHEthereumのレイヤー2と呼ばれるチェーン
PolygonMATICEthereumのサイドチェーンと呼ばれるチェーン
solanaSOL個人的に好きなチェーン
※Polygonはレイヤー2にカテゴリーされることもあります。

ちなみにTVL(Total value locked)とは、
DeFi(分散型金融)プロトコルなどで
預けられた暗号資産(仮想通貨)にある金額を指します。

対象としては
✔️流動性プール
✔️ステーキング
✔️レンディング(貸し出し)
などの合計金額ですね。

ETHをブリッジ(bridge)する手順

サイトを開く

HOPのサイトを開き、「Connect a Wallet」を選択

hop toppage

MetaMask

「MetaMask」を選択

connect

ウォレット

接続したいウォレットを選んで「次へ」を選択

MetaMask

接続

このサイトに接続していいか
聞かれますので、「接続」を選択

metamask connect
hideo18
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これでHOPプロトコルに接続できました。

HOPプロトコルの表示

①接続したアドレスが表示されます。

②メタマスクでMatic Mainnetに接続

hideo18
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メタマスクに新しいチェーンを登録するのはこのサイトが便利です


③Polygonを選択しWETHの量を入力

④Mainnetを選択(Ethereumのネットワークを指しています。)

⑤「Approve」を選択

top

Approve

Approve allにチェックして
「Approve」を選択

approve

確認

MetaMaskにWETHを使っていいか
聞かれますので「確認」を選択

confirm

Send

Ethereumeに送って良いか
聞かれてますので「Send」を選択

send

確認

MetaMaskにも送っていいか(トランザクションしていいか)聞かれますので、「確認」を選択

tx confirm

transfer

PolygonからEthereumへWETHがブリッジされます。

pending

完了

両方とも✔︎が入りましたので、「Close」を選択

completion
hideo18
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これでEthereumにETHを移動(橋渡し)できました。

念の為確認していきます。

入金確認

「イーサリアムメインネット」を選択

metamask ethereum

ETH変更

無事に入金されました。

ok
hideo18
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入金の確認も完了しました。

ETHがなくなってしまった!その場合

EthereumにETHがない(ガス代がない)状態になってしまった場合

もう一度ETHを用意する

✔️JPYCを購入(Ethererumのブロックチェーンを使う)する

✔️暗号資産交換業者【GMOコイン】で購入する

✔️他のブロックチェーンにトークンがあればブリッジする

Ethereumのブロックチェーンへ送る

購入したETHをEthereumのブロックチェーンを送る

具体的
ETHが切れてしまったアドレスに送る

ブロックチェーンを間違えてしまうとまた、 ブリッジ(橋渡し)が必要になるので落ち着いて送る

余裕があれば

Etherscanをみながらガス代が低いタイミングで購入

Etherscan
出典:Etherscan
解決

該当のウォレットのETHが入金できた時点で解決です。

次回はETHがなくなりそうになったら、他のトークンをETHに交換しておきましょうね。

ぼくの場合、solanaブロックチェーンのSOLが無くなったことがあります。

その時はBinanceが使えたので、そこでSOLを購入して難を逃れました。

当時はsolana来る!みたいな雰囲気があって、
かなり資金を入れていました。

買った時は1SOL/100$は超えていたんですね。

当時solanaに入れていた資金は1/4くらいになっちゃいました。

coinmarketcap
出典:CoinMarketCap

まとめ

今回は、HOPプロトコルでポリゴンにあるWETHを、Ehtereumに移動(橋渡し)をしました。

作業はたいしたこと行っていませんので、落ち着いて進めていけば問題は起こりません。

参考リンク

hideo18
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実際に暗号資産を運用したい方へ

EthereumにETHがなくなってしまった場合もこちらでETHを調達できます。

次の記事

次からやっと暗号資産を運用していきますね。

全シリーズの全体像

全7シリーズ全体を見ることができます。

最後に

暗号資産交換業者を使わずに、暗号資産の取引をするためには
どのチェーン(EthererumやPolygonなど)を使うにせよガス代が必要になってきます。

初めてのチェーンに資金を入れる場合は、
ガス代を先に入金すること忘れないでくださいね

hideo18
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

また、次の機会にお会いしましょう。

以上です。

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