【DeFi】Lido(LSDFi)の使い方とstETHのステーキング方法

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LidoっていうDeFiプロトコルについて興味があるけどよく分からない?

そんな方に向けての記事を書きました。

ここでは、Lidoの概要・基本的な機能について

ぼくがわかりやすく解説しています。

分からないことはX(ツイッター)とかで聞いてね。

ゆるプトラボ

また運用方法についてもイメージを使いながら

実際に資金を動かせるように解説していますよ。

ーこの記事の信頼性ー

全ての記事で実際に自分の資金を使って、動作確認をしています。

Lidoの概要

Lidoは、ステーキングを行うDeFiプロトコルです。

通常はステーキングする場合、高い導入コストと高性能マシンを必要とします。


Lidoを使うことで報酬を得ながらすテーキングを

安くてカンタンに始めることができますよ。

最近はLSDfiなんて言っていますね。

Lidoで運用していくメリット

メリット

記事現在で25%を超えています。

hideo18
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Ethereumのステーキングプールの中で、
かなりの割合を占めていますね。

ステーキングとは

ステーキング

EthereumなどはPoSという合意方法を採用しています。


そのため、ステイカー(ステーキングをしている個人や団体)と呼ばれる人たちは、

各チェーンの新しいブロックの生成や維持管理をしていくと報酬が与えられます。

staking


カンタンにいうとステーキングをすると報酬がもらえる、ということになります。

合意方法

有名な合意方法は「PoW」と「PoS」がありますね。

これはブロックチェーン上に新しいブロックを追加するためのルールみたいなものです。

どちらも不誠実な取引や、不完全な取引を防止するためのブロックチェーン取り決めです。

メリット

  • メリットは、省エネや過度なマシンパワーが不要

デメリット

  • ステーキングをしている間は、トークンがロックされている
  • PoWと比較して不正に弱い

Lidoの大きな魅力

PoSでステーキングされたトークンはロックされてしまいます。


このロックされてしまったトークンを

運用可能にしたプラットフォームの一つがLidoです。


Lidoでは、ロックされたトークンの代わりに、

同価値のトークン(stETH)を発行することが大きな魅力です。


ETHやSOLをロックする代わりに、stETHやstSOLを発行します。


代わりに発行されたトークンを運用することで、

資金の固定化という問題を解決しています。

stETHとは

stETHは各DeFiプロトコルで利用できるので、

ステーキング(ロックされた)したETHを間接的に運用ができます。


ETHの場合は、1:1で価格が連動しているstETHという代替トークンを

取得することができます。(市場価格は少しstETH<ETH


また、stETHの報酬は自動的に残高が変更される仕様になっています。

さらにstETHはステーキングしたETHを解除することで、

ETHとstETHを1:1で交換もできます。

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wstETHとは

Lidoのイーサリアム関連のトークンには、stETHとwstETHの2種類があります。


stETHとwstETHの両方とも、ステーキングしたETHの代替トークンとして

市場で運用することを目的としています。


wstETHは残高(量)は変化しませんが、

stETHとwstETH間の交換には対応しており、交換時の報酬を反映できます。

「stETH」はアドレス上の残高を変更することで報酬を付与する仕組みですが、

DeFiのプラットフォームやL2との互換性を持たないケースがあります。


「wstETH」は、stETHにある互換性の問題を解決するものです。


なお価格についても同一設定としていないので

交換時には確認することをおすすめします。

Lidoの特徴

Lidoを理解するために特徴を見ていきます。

Lidoのステーキングとは

ETHステーキングをする場合、通常32 ETHとインターネットに24時間365日接続されたマシンが必要です

しかしLidoを使えば32ETHもマシンも不要です。

簡単にEthereumのブロックチェーンにステーキングを行うことができるようになります。

ステーキングの種類のイメージ

Lidoのステーキング報酬

ステーキングによる報酬としてstトークンが、

残高に応じて分配する仕組みとなっています。

例えば
Ethereumであれば、

ETHの残高に応じて報酬としてstETHがもらえる


報酬は自動的にETH残高から反映され、

預けたETHに応じて配布されるので、報酬の確認も簡単です。

利用できるトークン

Lidoのプラットフォームではイーサリアムの他にも暗号資産を取り扱っています。

記事時点でLidoが扱っているブロックチェーンとトークンになります。

ブロックチェーントークン名APRステーキング後のトークン名
EthereumETH3.9%stETH
SolanaSOL5.6%stSOL
PolygonMATIC4.3%stMATIC
(APRは7月14日時点のもの)

各ブロックチェーンもイーサリアムと大体同じ仕様になっています。

ただ実際にステーキングする場合は、各ブロックチェーンごとの仕様などを丁寧に確認しておきましょうね。

Lidoの使い方を解説

実際にstETHの調達についてMetaMaskを使って解説していきます。

ウォレット(MetaMask)とLidoの接続

Stake now

トップページからEthereumの「Stake now」を選択

Connect wallet

「Connect wallet」を選択

メタマスク

「MetaMask」を選択

接続確認

メタマスクと接続されました

hideo18
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これでLidoとMetaMaskが接続できました。

LidoでstETHを取り扱う方法

hideo18
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Lidoのサイトでできることを確認していきます。

LidoでstETHの取り扱い方法について確認していきます。

stETHをステーキング

サイトで量を記入して「Submit」を選択

stETHをステーキング

stETHの残高を確認する

サイトで「REWARDS」を選択

stETHの報酬を確認する

サイトで「REWARDS」を選択

stETHをwstETHに交換する方法

サイトから「WRAP」を選択

stETHの実際の運用方法

hideo18
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stETHを使った運用方法について確認していきます。

stETHを使った場合、大きく次の4つの方法が考えられます。

まずは、ETHを用意する。

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ステーキングをしてそのまま

LidoまたはDEXでstETHを調達して、そのまま報酬を得ていく1番単純な方法です。

先ほどのとおりLidoでstETHを用意します。
LidoでETHをステイクするか、1inch等でstETHを調達すれば完了です。

1inchなどのDEXを使う場合はETH以外のトークンからもstETHに交換できます。

stETHを担保に調達したETHをさらにステーキング

AAVEを使いstETHを担保(supply)に他のトークンを借りることができます
AAVE借りた(borrow)ETHを再度ステーキングすることで、報酬の増額が期待できます。

ただ、「ステーキングAPR」<「借りたETHのAPY」の場合単純にマイナスが増えます。

こまめに利息を確認しておく必要がありそうですね。

残高の確認方法(AAVEのstETHの報酬+バランス(購入した時の量)の確認方法)
ここの値が自動的に再計算されていきます

girl
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残高はLidoの「REWARDS」で確認できなくなるので、
ここで確認するしかなさそうね

stETHを担保に調達したETHをETH/stETHプールで運用

AAVEのV2を使いstETHを担保として他のトークンを借り、ConvexなどのDeFiで運用。

少し前にAAVEでV3がローンチされ”wstETH”が使えるようになりました。

https://twitter.com/LidoFinance/status/1618902851958501376?s=20&t=bZYUdjPEto1BLbME5lzkDw

少ししつこいですがAAVEのV2に”stETH”がありますので、運用の時はバージョンを確認してください。

ETH/stETHプールで運用

Curveやbalancerを使い運用する。

このプロトコルでstETHが用意できるので、stETHを先に交換する必要はありませんね。

他のプールと同様の運用方法でリキッドステーキングであるかどうかは関係なくなります。

stETHとETHを所定のプールに預けて、別のトークンを調達するという仕組みになります。
そのため、stETHを間接的に調達しますが、ステーキングする運用方法ではないので、Lidoから間接的に報酬を受け取るこちになります

下記図のとおり、APRはただのステーキング(Lidoでステーキングする)よりConvexでステーキングする方が高いことがわかります。

LidoのAPR

lido rate

ConvexのAPR

convex lido rate
hideo18
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Convexの場合は、45%くらいはETHを含んでプールに預けているので、

LidoでのステーキングよりAPRが低くて当然ですかね。

Convexの運用方法

hideo18
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案内した運用方法の中でも厄介なのがこの運用方法なので、

具体的に流れを見ていきます。

ConvexはCurve.fiでトークンを作って、そのトークンをConvexのプロトコルに預ける感じです。

Curve.fiでpool tokenを作る

Curve.fiでプールトークンを選択

Curve.fiでpool tokenの量を入力

運用したい金額を入力(「Deposit」を選択)

Convexに預ける

Curve.fiで作成したプールトークンをComvexで運用
「ETH+stETH」を選択して①Approved、②Deposit&Stakeを選択していけば完了です。

wstETHをOptimismで運用する

Optimismの運用方法

hideo18
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ガス代が安いのでこちらで、運用するのも一つです。

OptimismにETHを移動

Hop Protocolなどで、EthererumにあるETHをOptimismに移動(ブリッジ)します。

すでにEthereum上でwstETHを持っている場合は、
Ethereum上でwstETHを用意してからOptimismに移動(ブリッジ)する方法もあります

このプロトコルでOptimism上にあるETHをEthererumに戻す移動(ブリッジ)もできます。

運用

調達したwstETHを使ってCurve.fiなどのDeFiプロトコルで運用します。

Convexで運用する場合は”Deposit”ですが、Curve.fiで運用する際は”Deposit & stake”となります。

実際ぼくもBeefyで運用中です。

beefy

よくある質問

Lidoを使う場合によくある質問に答えていきます。

2023.5くらいを予定してます。

Lido公式サイトのQA

制限はありません。

対象のトークンを用意するだけで、簡単にLidoのステーキングを開始することができます。
希望の資産に合わせて始められます。

stトークンを毎日受け取れます。
stETHやstSOLをステーキング残高に応じて取得できます。

hideo18
hideo18

ステーキングするだけ(持っているだけ)で毎日報酬を取得できます。

複利ではありません。

ステーキングしてあるstETHに対して報酬が発生しています。

減少する可能性があります。

ブロックチェーンを適切に維持管理できなかった場合や、ハッキング等の攻撃を受けてしまった場合に減少する可能性があります。
どちらもstETH特有のリスクではなく、ステーキングを行う場合にすべてのプロトコルに該当するリスクとなります。

具体例
Lidoは、イーサリアムのブロックチェーンを維持管理するバリデータという立場です。

適切に維持管理ができないバリデーターには、ブロックチェーンからペナルティを科されステーキングしているETHが減少する可能性があります

また、Lidoがハッキング等の攻撃を受けてステーキングしているETHが減少する可能性があります

このことによって、市場評価が下がったり、stETH価格のベースとなる、Lido全体のETHのステーキング量の減少によりstETHの残高が減少する可能性があります。

同一ではありません。

stETHとETHの変換レートは1:1に設定されています。これは量として同一という考え方になります。

具体例(ガス代等含まず)
0.3stETHを交換する場合、0.3ETHを取得できます。
1ETHを交換する場合、1stETHを取得できます。

1,500ドルで1stETHは取得可能ですが、1ETHの取得は1,500ドル以上必要。
このように市場価格では、価格の乖離が発生する可能性があります。

下の画像のとおりstETHの方が1~3%程度安くなっています。

出店:CoinMarktCap

The Shanghai Upgradeを待たずDEX等で間接的なステーキングの解除を行った場合は、
価格差に注意をする必要があります。

なお、Lidoを使ってステーキングの解除ができるタイミングになったら、ETHとstETHは1:1で交換が可能となります。

一般的には非常に安全であると評価されています。

暗号資産のプロダクトの中では、「安全」と評価されていますので、投資する場合は余裕資金で行うことをおすすめします。

他のプラットフォームと同じではありますが、Lido のスマート コントラクトは脆弱性が含まれている可能性があります。
ただLidoは、コードのオープンソース化、定期的に監査、バグ報奨金プログラムの設定等を実施し、常に安全性の向上を意識しています。

引き続きステーキングしていく場合は何も変わりません。

ただ、下記のようなことが起こるかもしれません。
・いずれほぼ同等の価格に戻ると考えられますが、stETHとETHの価格の乖離が進む可能性がある
・他のstトークン(stSOL等)と同じように、stETHをETHに交換するのに、ロック期間のような縛りが想定される

ETHのステーキングは、繰り返し説明しているとおり、イーサリアムのブロックチェーンを安定的に維持管理をするために行うものです。そのためETHが簡単に売買が成立しないよう何かしらのルールが発生すると考えられます。

また、アップグレード自体の失敗やLidoに対するハッキング等の極端なシナリオでなければ、stETHをETHに戻すことができるということ以外あまり変化はありません。

いずれにしてもアップグレード後どのような取り扱いになるかは不明確なので、Lidoに資金を入れる場合は、慎重な判断が必要です。

報酬の10%

ステーキングには、ソロステーキング(下の図では店舗型)から中央集権型取引所(バイナンスやコインベース等)まで様々な方法が用意されています。

ソロステーキング(店舗型)は32ETHの用意やマシーンの準備が不要になる代わりに、手数料という考えがあります。

ただLidoは、ステーキングプール(投資型)という方法でステーキングを行っているため、プラトフォームの維持管理上10%の手数料が必要とされています。

他にもガス代や取引代が必要です。
Ethereumで運用を行う場合は、ガス代として少なくでも数千円かかりますので、

最後に

これまでの説明のまとめをしていきます。

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暗号資産を運用していくために必要な記事を用意しました。

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Web3ウォレットを準備

準備した暗号資産をMetaMask(ウォレット)に送金します。これでDeFiで運用ができます。

MetaMaskの使い方

ハードウェアウォレットを使う

安全性を高めるためにハードウェアウォレットを使うのも⭕️ですね。

まとめ

Lidoを使うとstトークンを調達できます。調達したstトークンは別のプラットフォームで運用も可能です。
ステーキングの報酬を受け取りながら、さらにETH/stETHプールでの報酬を受取ることが可能。

暗号資産は、通常の法定通貨では考えられないような金利と運用方法を用意しています。
すごく面白いシステムと考えています。

いずれにしても0円になっても実生活に全く支障が出ない範囲で楽しむのが平和ですね。

hideo18
hideo18

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また、別の機会にお会いしましょう。

以上です。

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