みなさんこんにちは
クリプト大好きhideo18です。
今回はConvex Financeの運用手順について見ていきます。
ーこの記事の信頼性ー
実際に自分の資金を使って、動作確認をしています。
Convex Financeは、DefiLlamaによるとTVLでトップレベルにあるプロトコルです。
この記事を読めば、使い方に迷うことはありませんよ!
Convex Financeとは
Convex Financeの基本情報のまとめ
基本の情報をまとめました。
Curve.fiで取引手数料の一部を獲得できるようにするDeFiプロトコルです。
さらにConvex Financeに資産を預けることで、
ブーストされた CRV(トークン) と流動性マイニングの報酬を受け取ることもできるようになります。
すごく簡単な言い方だと
Convex Financeに資産を預けると高いリターンが期待できるということです。
Curve.fiに資金(トークン)を預けて、LPトークンを調達。
調達したLPトークンをConvex financeで運用するといった流れです。
CVX | Convex Financeのシンボル |
cvxCRV | Convex FinanceでロックされているCRVトークン |
LPトークン | 3CRVなど |
Curve.fiの基本情報のまとめ
先ほどの運用手順のイメージのとおり、Curve.fiはConvex Financeのベースとなるプロトコルです。
そのためConvexを理解する上でCurve.fiのことは欠かせません。
運用の流れを含め、こちらで詳しく解説しています
Convex Financeの使い方
実際に資金を預けるところもしっかり見ていきます。
運用先を決める
どのpoolに資金を預けるか決めていきます。
今回は、USDのステーブルコインを対象にしたいと思います。
一部を表示しているだけですが、こんなにあるのでどれにするか迷いますね。
選ぶのにプロトコル上のTVLを参考にしても良いと思いますが、
ここでは、個々のステーブルコインのTVLを参考にしていきたいと思います。
個々のUSDステーブルコインのTVL比較
DAI➕USDC➕USDT(3Crv)でも良いですが、
少しリスクを取って、金利が高いBUSD➕3Crvにしたいと思います。
BUSD➕3CrvはステーブルコインのTVLでは上位4つのトークンを合わせたプールですね。
今回は、BUSD➕3Crv(DAI➕USDC➕USDT)を使って
運用の流れを見ていきます。
資金の準備とメタマスクとの接続
Convex Financeでは、Curve.fiと同様すべてのトークンを用意する必要はありません。
USDCを用意します。
具体的にはETHを取得してUSDCに交換しておきます。
ETHを用意する方法はいくつかあります。
暗号資産取引所を使う方法
JPYCで用意する方法
作業がいくつかあるので、慣れない場合は取引所を使った方がスムーズです。
今回運用するのが「BUSD➕3Crv」なので、そのうちのUSDCを用意します。
用意するのは、BUSDでもDAIでUSDTでも何でも良いです。
ETHからUSDCへトークンを交換します。
Convex Financeとメタマスクを接続していきます。
公式サイトを開く
接続したいアカウントを選んで、「次へ」を選択。
選んだアカウントの表示を確認して「接続」を選択
ここにアドレスが表示されていれば接続できています。
これでメタマスクと接続できました。
LPトークンを用意する
実際に資金を預けていく流れを見ていきます。
まず、この赤丸の部分について見ていきます。
運用先は「BUSD➕3Crv」なので”busd”を入力し、表示されたうちで「busdv2」を選択
Curve.fiでLPトークンを作成していきます。
預けるときのポイント
③ではDepositを選択してください。
それ以外を選択してしまうと、Cureve.fiでunstakeする作業が必要になります。
Curve.fiでの運用について、詳しくはこちらで確認できます。
Curve.fiがMetaMaskにあるUSDCに接続していいか聞かれます。
「確認」を選択
317.58 busdCrvが用意してあるのが確認できます。
預け入れるLPトークンの作成が終了しました。
これでCurve.fiでの作業は終わりです。
LPトークンをConvex Financeに預ける
ここでは、この赤丸の部分について見ていきます。
「Max」を選び(金額を指定してもOK)「Approve」を選択
Cnvex FinanceがBUSD3Crvに接続していいか聞かれるので、
「確認」を選択
次に「Deposit & Stake」を選択
メタマスクの確認が終了すると、ここに預け入れた資金が表示されます。
ちゃんと預け入れできているか確認します。
トップページで「My POOLS」を選択します。
残高が表示されていますので、うまく預け入れできています。
おつかれさまでした。
これでConvex Financeへの預け入れは終了しました。
運用でのポイント
DifiLlama上でのカテゴリーだと、Convex Financeは「Yield 」に分類されます。
同じような分類として「Yield Aggregator」というものがあります。
簡単に「Yield Aggregator」と「Yield」についておさらいします。
預け入れした資金について
利息を自動的に再投資してくれる運用方法を採用しています。
例えるなら
銀行預金みたいなものです。
銀行預金は、入れておくだけで複利運用してくれますよね。
代表的なプロトコルには「Yearn Finance」があります。
預け入れした資金について
利息を自動的に再投資しない運用方法を採用しています。
例えるなら
株式投資みたいなものです。
株式投資は配当や株主優待がありますが、再投資ということは行なっていせんね。
代表的なプロトコルには「Convex Finance」があります。
まさにこの記事で扱っているプロトコルです。
Convex Financeでは、取得した報酬(Total Claimable)を
自分のウォレットに移動することを「Claim」と言っています。
記事の時点だとでウォレットに移動するだけでガス代が21ドルかかります。
これを再投資するとさらに数十ドルかかる可能性があります。
タイミングによっては、マイナスになってしまいますね。
いくら利息が発生しているか、確認できるのは、運用のモチベーションが上がりますよね。
ただ、利息で取得したトークンには利息は発生しません。
ただ、早くcliamするとガス代でマイナスになる可能性が考えられます。
個人的な見解としてはシャーディングの実行まで待つのが得策と考えています。
まだまだ先らしいですけど、ゆっくり待ちます。
よくある質問
Convex Financeについてよくある質問に回答しています。
Curve.fiでunstakeの処理が必要になります。
Curve.fiでLPトークンを作成するとき本来は、「Deposit」を選択します。
間違って、「Deposit & Stake」してしまうとCurve.fiで運用している状態になっています。
Convex Financeで運用したい場合は、WITHDRAW/CLAIM>Unstakeを選んでLPトークンを戻します。
Unstakeを選べばLPトークンまで作成できているので、Convex Financeで預入れができます。
このプラットフォームのLPトークンによって発生した、CRV収益に対して合計 17% の手数料がかかります。
MixBytesによる監査を受けています。
マルチシグ(Multi Signature)を採用です。
メンバーの3/5で実行。シングルシグより強固なセキュリティーです。
まとめ
Convex Financeの使い方について見てきました。
Convex Financeは、優秀なプロトコルですがCliamをいつするかがネックになってきます。
シャーディングを待つのも良いですし、
他のイールドアグリゲーター(Yield Aggregator)を使って、寝かせておくのも良いですね。
ご自身の好みに合った運用方法を見つけてください。
参考リンク
実際に暗号資産を用意したい方向け
EthereumにETHがなくなってしまった場合もこちらでETHを調達できます。
入金、DeFi運用から電子マネーへの交換方法まで、全体を見てみたい方向け
リスクを最小限にしたい方向け
最後に
いかがでしたか。
今回は、Convex Financeについて見ていきました。
Defiにはいろんなプロジェクトがあります。
さらにリスクを取れる方は他のプロジェクトに投資するのも楽しいですね。
最後まで見ていただきありがとうございます。
また次の機会でお会いしましょう。
以上です。